〜神戸監督の挑戦〜
第17回 フットサルへの挑戦(その2)とアンダー18    04' 3/12


image  4月にマカオで行われる「アジアフットサル選手権大会(兼FIFAフットサル世界選手権大会 アジア予選)」まで後約1ヶ月、グアムチームの代表選考、選手の強化も順調に進んでいます。この日も土曜日の朝8時から約2時間、代表候補選手達が汗を流しました。練習のテーマは前回のチェッキング(狭いスペースの中で、個人としていかにパスを受け取る空間を作るか)をさらに一歩前に進めた、グループ戦術です。スペースがない中での弱いパスは致命的なミスにつながりかねません。空間を作り、強いパスをまわす、その基本練習を繰り返し行いました。「今行われているフットサルのリーグ戦でも、各チームのレベルは確実に向上しています」と神戸監督。フットサルからサッカーにつながる将来を見据えた強化がまさに今、行われています。
 ところで、グアムサッカーはそれ以外にも既に先を見据えた育成、強化が行われています。それはアンダー18(18才以下の代表チーム)の結成で、来年行われるアジアユース(U-20)選手権大会を睨み、早くもその活動は始まっています。「今までのグアムサッカーは大会前に選手選考をして大会に出場し、大会が終わったら活動は終わりという場当たり的な育成、強化しかしていませんでした。これからは各世代ごとに専門のコーチを育成して、スカウティングと一貫指導していくようにしたいと思っています。選手のスカウティングもコーチとしての大切な仕事のひとつです。このようなシステムができあがれば、僕がいなくなってもグアムサッカーは発展していくはずです」。神戸監督の目にはいつの日にか、この小さな島の純粋なサッカー少年達が、日本や韓国などの強豪と互角に渡り合う姿が映っているように見えました。

神戸清雄(かんべ・すがお)さん

1961年静岡県出身。選手として早稲田大学では全日本サッカー選手権準優勝、関東大学サッカーリーグアシスト王獲得、本田技研工業では日本リーグで活躍。現役引退後ジェフユナイテッド市原でユースチームを立ち上げ、その後サテライトチームの監督、トップチームのヘッドコーチ、天皇杯では監督代行を務めるなど若手育成、組織づくりなど幅広くその力を発揮する。2003年の1月よりグアム代表チームの監督。