〜神戸監督の挑戦〜
第18回 フットサルへの挑戦 その4     04' 3/19


image  アジアフットサル選手権大会(兼FIFAフットサル世界選手権大会 アジア予選)のグアム代表候補選手は既に20名まで絞られました。最終的に代表としてマカオに行けるのは14名、蒸し暑いジム内の練習もますます熱気を帯びてきました。選手達の動きは毎週の練習とリーグ戦を通じてフットサルに慣れてきたせいか、以前よりスピーディーに見えます。「今までやって来た基本練習に加え、今日は負荷をかけることを意識しました」と神戸監督。負荷をかけるとはフィジカル(体力)面を強化することです。ただ走るだけではなくボールを使いながら負荷をかけ、さらに筋肉にも負荷をかけ、コンディションをアップさせるための練習で、大会の2週間前くらいまで効果的です。この日の練習はウォーミングアップもやり方を変え、練習の最後には腹筋、背筋、腕立て伏せなどを行いました。選手達はつらそうでしたが、神戸監督も率先して自ら見本を見せます。
 ところで神戸監督には大会に向け頭の痛い問題があります。この日集まった代表候補選手は10名、まだ一度も練習に来ていない選手もいることです。「リーグ戦で選手についてはチェック済みです。当落線上の選手は仕方ないにしても、どうしても連れて行きたいのになかなか練習に来てくれない選手が一番頭が痛い。当然、練習に来ない選手は連れていきません」。代表として海外で試合ができるのに練習に来ないとは、日本の感覚からすれば信じられませんが、グアムではよくある話。「最初はいちいち頭に来ていましたが、これもグアム、僕もさすがに慣れましたよ」と神戸監督も苦笑い。でも神戸監督から直接指導を受けたり、国際大会を共に経験することは何事にも変えられない経験のはず。がんばれグアムサッカー、甘えず大人のサッカー選手になれ!

神戸清雄(かんべ・すがお)さん

1961年静岡県出身。選手として早稲田大学では全日本サッカー選手権準優勝、関東大学サッカーリーグアシスト王獲得、本田技研工業では日本リーグで活躍。現役引退後ジェフユナイテッド市原でユースチームを立ち上げ、その後サテライトチームの監督、トップチームのヘッドコーチ、天皇杯では監督代行を務めるなど若手育成、組織づくりなど幅広くその力を発揮する。2003年の1月よりグアム代表チームの監督。