〜神戸監督の挑戦〜
第2回 サッカーの普及             03' 11/21


 グアムの代表チームは各国の代表と同じように、フル代表、アンダー19(U-19)とアンダー16(U-16)と各年代毎に編成されています。現在U-19とU-16の2チームが週2〜3回の練習、そして毎週日曜日に行なわれているグアムメンズサッカーリーグに参加し、試合経験を積んでいます。しかしリーグ内に強い対戦相手がいないのが悩みです。野球などにくらべこの島のサッカーはまだマイナースポーツ、選手もまだ競技のレベルではないといいます。「何でうちの子を使わないの、ずっと小さな頃から活躍してるのに、といってくる親もいるんですよ」と神戸監督。
 サッカー後進国では強化はもちろん、普及や理解を深めることも同じくらい大切だといいます。ナショナルチームの監督といってもただ指示するだけでなく、練習や試合の準備、後かたづけはもちろん、時には練習後に一緒にボールを探したりもします。
 選手とのコミュニケーション手段について聞いてみたところ、「基本は英語ですが、サッカーは競技そのものが言語といった人がいます。まさにそうかもしれません。」と答えが返ってきました。
 そんな神戸監督の理想は、「しっかりしたユースデベロップメント(若手育成)と、僕がいなくなっても継続していけるグアムオリジナル組織の確立」。
 ちなみにグアムサッカーリーグは毎週日曜日に行われ、代表チームの試合はレオパレスで見られます。ぜひ応援に行こう!

神戸清雄(かんべ・すがお)さん

1961年静岡県出身。選手として早稲田大学では全日本サッカー選手権準優勝、関東大学サッカーリーグアシスト王獲得、本田技研工業では日本リーグで活躍。現役引退後ジェフユナイテッド市原でユースチームを立ち上げ、その後サテライトチームの監督、トップチームのヘッドコーチ、天皇杯では監督代行を務めるなど若手育成、組織づくりなど幅広くその力を発揮する。2003年の1月よりグアム代表チームの監督。