〜神戸監督の挑戦〜
第34回 東アジアサッカー連盟 U-14ユース大会を振り返って   04' 7/16


image  グアムの若き代表チームアンダー14(14才以下の代表チーム、以下U-14)は7月6日から10日まで東アジアサッカー連盟主催U-14ユース大会に出場しました。同大会はホスト国であるグアムの他に香港、台湾、北朝鮮、マカオ、モンゴルの計6つの国と地域がレオパレスリゾートで連日熱い戦いを繰り広げました。グアムチームは緒戦のモンゴル戦に快勝したものの、マカオには辛勝。香港戦の敗戦が尾を引き台湾にも敗れ、最終日の北朝鮮戦はベストに近い戦いをしたものの惜敗、2勝3敗の4位で全日程を終了しました。(グアムチーム試合結果の詳細は8面に掲載しました。)神戸監督に大会を振り返っていただきました。「ユース(若い世代)の育成なくしてトップチームの強化はできません。東アジアサッカー連盟でこのような大会が行われたのは初めてですが、とても素晴らしい試みだったと思います。ただ、アジア3強の日本、韓国、中国と今回の出場チームとは実力的にかなり離れています。これらのチーム、いいお手本に向かって離されぬよう一歩一歩上がって行かなくてはいけません」。さらに「今回の大会はこれで終わりではなく、この経験を生かさなければ意味がありません。日韓中の3ヶ国がすでにやっているように将来を見据えた、ユース育成のプログラム化が必要です」。
 ところでグアムっ子は人なつっこくて明るい印象がありますが、この世代は思春期、難しい年代であることはどこの国も同じようです。試合中一つのミスで落ち込む選手の姿を見かけました。今回の大会でサッカー選手としてはもちろん、人間としても成長してほしいと願う神戸監督は最後に一言「サッカーは子供を大人にし、大人を紳士にするスポーツなんです」。

神戸清雄(かんべ・すがお)さん

1961年静岡県出身。選手として早稲田大学では全日本サッカー選手権準優勝、関東大学サッカーリーグアシスト王獲得、本田技研工業では日本リーグで活躍。現役引退後ジェフユナイテッド市原でユースチームを立ち上げ、その後サテライトチームの監督、トップチームのヘッドコーチ、天皇杯では監督代行を務めるなど若手育成、組織づくりなど幅広くその力を発揮する。2003年の1月よりグアム代表チームの監督。