〜神戸監督の挑戦〜
第59回 Jリーグキャンプ IN グアム          05' 1/28


image  今年は実にJリーグ6チームがキャンプを行います。2年前の1チーム、昨年の2チームから急速にその数は増えました。「キャンプから実質シーズンはスタートしますから、この時期は各チームにとってとても大事です。グアムは受け入れ先としてグラウンド、用具など施設も大きく改善され、各チームのリクエストにも対応できるようになりました」と神戸監督。そんな環境の中で各チームはきびしい練習によるポジション争いなどが日々行われていきます。「グアムサッカーは少しずつ成長しているとはいえ、まだまだレクリエーションの延長。レベルの高いプロのきびしい世界に学び、刺激を受け、サッカーのトレンドも感じ取りたいですね」と言う神戸監督はこの日、グアム国際空港に到着したサンフレッチェ広島のスタッフ、選手を迎えていました。
 神戸監督とも親交のあるサンフレッチェの小野監督は98年のフランスワールドカップで当時の日本代表岡田監督の下コーチを務めました。「Jリーグにはいろいろなスタイルの監督がいますが小野監督は若くして国際経験も豊富、どのように選手を仕上げていくのかとても楽しみです」。またユース時代の教え子とのうれしい再会もありました。「彼らはユース時代を経て一人前のプロフェショナルプレーヤーとなりました。プロとなった彼らに今更教えることはありません。とにかく試合に出られるようにがんばって欲しいですね」と笑顔でエールを送りました。
 スポーツツーリズム(観光産業)の成長がますます期待されるここグアム、神戸監督は就任当時これだけ多くのJリーグチームがキャンプでグアムを訪れるとは思わなかったと言います。しかし本人は多くを語りませんが、その架け橋を作ったのは誰だか、関係者は皆知っています。

神戸清雄(かんべ・すがお)さん

1961年静岡県出身。選手として早稲田大学では全日本サッカー選手権準優勝、関東大学サッカーリーグアシスト王獲得、本田技研工業では日本リーグで活躍。現役引退後ジェフユナイテッド市原でユースチームを立ち上げ、その後サテライトチームの監督、トップチームのヘッドコーチ、天皇杯では監督代行を務めるなど若手育成、組織づくりなど幅広くその力を発揮する。2003年の1月よりグアム代表チームの監督。