| 取材 トッティ 大宮 |
第18回 当世サッカー親事情 '05 8/5 |
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春季シーズンが終了して1ヶ月あまり、オフシーズンのグアムサッカー。私、トッティもネタがなく、筆が進まぬばかりで締切に追われている今日この頃です。
今回は少し脱線しますが、サッカー選手(特に少年少女サッカー)を取り巻く家族、特に親達に感じたことに触れてみたいと思います。
近年、サッカー、野球、ゴルフ等スポーツの発達は目を見張るものがありますが、特にプロスポーツは全ての面で凄まじい進歩を遂げました。子供には将来スポーツ選手に…と望む親達の多さにも驚きです。小さい時からの英才教育と練習に掛ける時間とお金は決して少なくありません。それとともに過熱する大人達(特に商売的な)。それに反し過度の期待や怪我、精神的な失望からスポーツをやめていく選手がたくさんいることも現実です。先月、名古屋グランパスエイトのユース選手、そして親達と話す機会がありました。その選手は兄弟2人ともユースに在籍しており、1週間にどの位練習しているか尋ねたところ、毎朝登校前の6時から7時の1時間、下校後週2回はグランパスで、グランパスの練習のない日は2人または父親と毎日2時間の練習、土曜日のほとんどが遠征というのが1週間のスケジュールだと答えてくれました。家からグランパスの練習場まで車で約40分、そして土曜日の遠征は県内はもとより静岡県、三重県などへも。選手達はチームのバスで移動しますが、ほとんどの親が自分の車で遠征先まで応援に行きます。高速道路を利用して2時間以上なんて当たり前だそうです。どの選手の親も応援団長であり、マネージャーであり、スポンサーであることに驚きました。そして子供達に将来はグランパスのJリーガーになるの?と聞いたところ、全日本代表になると言うのにはひっくり返ると同時に、意識の高さと夢の大きさに感心しました。
また日本で感じたことは親のマナーの良さです。チームのための作業に積極的に協力しますが、応援に徹しチームに関しては一切口を出しません。ぜひグアムの親達にも見習って欲しいものです。「なぜゲームに出さない!」「ポジションはどこだ!」とコーチに言い寄るグアムの親を見ると情けなくなります。それはコーチの仕事なのです。コーチは選手の特性とチームを考えながら練習を続け、ゲームで選手を起用するわけです。そこに親が口出しする事は根本的に間違っています。グアムのサッカー選手の親方々にお願いです。自分の子供の一番のファンクラブ会長となり、純粋に応援してあげて下さい。ゲーム中に「何で出来ないの!」と怒らないで下さい。子供は一生懸命やっているのですから。そして日本人のお父さん、たまにはゴルフを休んでゲームの応援に行ってあげて下さい。お父さんの応援で子供はいつも以上の良いプレーを必ずします。ある子供が言っていました。「今回はお父さんが来るから頑張るんだ! でもドキドキする」素晴らしい事です。『まずは楽しくサッカー!!』そしてがんばれ!グアムサッカー。
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