解放記念カーニバル終了
出店者の評価はそれぞれ
 

 6月中旬から1ヶ月以上に渡って開催された今年の解放記念カーニバルは7月27日に日程を終了、各ブースを閉店した。カーニバルの主催者によると、今年はここ数年のうちで最も成功したのではと手応えを感じている。「カーニバルの初日から、最終日にいたるまでとてもよかった。天気もとてもよかったし、否定的な意見はほとんど聞かれなかった。来場者も出店者もハッピーだったのでは」。出店者の一人でカーニバルに11年お店を出しているアプロンさんも、今年は昨年以上に子供にとって楽しく、よりエンターテイメントだったと振り返った。アプロンさんは昨年まで飲食とゲームの2店を出していたが、今年は飲食のみに絞った。来場者のお金の使い方は慎重で、ゲームよりもドリンクやフードにお金を落としているように見えたと感想を語っている。17年間ゲームブースを出店したクルースさんは今年は全然だめだったと嘆く。クルースさんは島内のガソリン、電気、水道などが次々に値上げし、人々の財布のひもが締まっていると感じている。「多くの人が会場を歩いているけど、常に財布を気にしてあまりお金を使っていない」。出店費の上昇も頭の痛い問題のようだ。アプロンさんは電気、水道、清掃費込みの出店費として昨年は8,000ドルを支払ったが、今年は12,000ドルを払った。それでもなんとか商売になったと言う。「主催者は電気代だけで800ドルも請求してくるけど、うちのお店はただ電球を付けているだけなのに」と嘆くお店もある。主催者は「今年も様々な意見が各出店者から出ています。カーニバルをより良くするために、参考にして検討していきます」と語った。


イパオビーチ隣の超高層計画
委員会が承認
 

 グアム島民の憩いの場として、また観光客にも人気のイパオビーチ公園に隣接した未開発の土地に、超高層の住宅を含む複合計画が現実味を帯びてきた。以前から申請されていたこの計画についてグアム土地使用委員会の委員が協議した結果、4対2の賛成で可決された。この「イパオ・ラグジュアリー・コンドミニアム」は32階建てのツインタワーとビラスタイルの3階建て住宅が2棟建設される予定で総戸数は646戸。グアム土地使用の従来のルールでは487戸以上の建設はできないことになっていて、それが認められるかを含め議論が交わされてきた。このプロジェクトを進めている開発業者はアクセス・デベロップメント・インク。この提案の代表でビジネスマンのブライアン・シュー氏は、建設により690人の雇用と57のフルタイムの仕事を創造するとその経済効果について強調している。そしてグアム政府は37ミリオンドル(約40億円)の税収が得られると試算している。この計画には商業リーススペース、レストラン、フィットネスセンター、スパ、ビューティサロンや住民のためのアメニティとしてプレイグラウンドやプールなども含まれている。デベロッパーは20年間でプロパティタックスを8.6ミリオンドル、売上税を2.4ミリオンドル、従業員の所得税で3.7ミリオンドルをグアム政府に払う事ができるだろうと予想している。

 この計画を支持する声もあるが、その一方で不安視する人も多い。タモン湾周辺では数少ないオープンスペースであるこのエリアを残してほしいと一部住民からは声が上がっている。さらにグアムでは現在観光の中心地タモン湾付近での大型開発が次々計画され、そして総計約2,000戸が承認されている。「何故さらに600戸の開発が必要なのか?誰が必要とするのか?」

 協議は7月24日にタムニングにあるITCビルディング3階にあるグアム土地使用委員会のオフィスで、一般公開で行われた。その結果6人の委員のうち反対したのはコンチタ・バザン氏とフランク・ブラズ氏。賛成したのはジェイ・ラザー氏など4名。開発は承認された。このプロジェクトは本当に必要なのか、本当に経済効果が見込めるのか、そして住民に直接ベネフィットをもたらすのか?今後のタモン地区における大型開発にさらに注目が集まる事になる。

タモン地区における大型建設計画の一部 ●トゥーラバースタワー・ラグジュアリーコンド
700戸
33階建てのトゥーラバースタワーと4つの低層タワー
総工費予定:250ミリオンドル(約250億円)
2007年10月に建設承認
建設地:ガンビーチ

●ザ・ベイビュー5ラグジュアリーホテルリゾート
28階建て400室
総工費予定:90〜100ミリオンドル(約100億円)
数年前に建設承認 建設中
建設地:アウトリガーホテルとハイアットホテルの隣り

●エメラルドオーシャンビューパーク
260戸ラグジュアリーコンドユニット
2つの18階建てタワーと2つの15階建てタワー
総工費予定:100ミリオンドル(約100億円)
2007年11月に建設承認
建設地:タムニング グアムメモリアル病院近く


B-52の乗組員の追悼式
 

 7月21日のリバレーションデーの儀礼飛行で海上上空を飛ぶはずだった米軍B-52大型戦略爆撃機がグアム近海で墜落した事故を受けて、アンダーセン航空基地では乗組員の追悼式が行われた。当日は約2,000人の関係者や遺族らが出席し、深い悲しみに包まれた。同機は太平洋地域の任務のため、ルイジアナのバークスデール空軍基地からグアムに配置されていた。空軍は事故発生3日後初めて乗組員の身元を明らかにした。それによると事故機に乗っていたのは以下の6名。クリストファー・クーパー少佐(33才)飛行司令官 第96爆撃隊 / ベレント・ウイリアムス少佐(37才)教官・飛行士 第96爆撃隊 / マイケル・ドドソン大尉(31才)飛行士 第20爆撃隊 / ジョシュア・シェパード一等兵(26才)飛行士 第20爆撃隊 / ロバート・ゲレン一等兵(32才) 電子交戦士官 第20爆撃隊 / ジョージ・マーティン軍医 アンダーセン空軍基地第36医療グループ。

 現在バークスデール空軍基地からは9機の爆撃機と350名の乗組員が配備されていて、今年10月に帰還する予定になっている。グアムにおける軍関係の墜落事故は今年で3件起きている。


「テイストグアム」8月2日開催
 

 グアムホテル&レストラン協会では、イベント「テイストグアム」を8月2日に開催する。会場はマイクロネシアモールのエキスポホール、時間は午後5時から10時までで会場への入場は無料。協会に加盟する各企業が自慢の味の世界を提供するこのイベントでは、料理、ドリンクが各1〜5ドルで販売される予定。場内で利用出来るクーポンブックは、当日会場で販売される。このイベントの収益はミクロネシアシェフ協会、グアムコミュニティカレッジへの寄付およびグアムホテル&レストラン協会の奨学金プログラムとして有効に活用される。


グアム水道局に9000ドルの罰金
 

 グアム水道局はまだ飲料水として利用できる水道水の供給ができていないと評価されている。アメリカ環境保護局では、シナハニャのウオータートランスミッション計画を完成させていないとしてグアム水道局に9,000ドルの罰金を科した事を明らかにした。同局は以前からグアムで安全な水道水を供給するための監視を行っている。水道局は6月30日の期限までに新たな水道管を計画、設置する事になっていた。水道局の広報官によると24,800フィートの新たなウオータートランスミッションラインと7つの既存の源泉、そして貯水場を結んで計画は完了しているので、今回の罰金の理由がわからないとしている。そしてグアムの飲料水は既に10年に渡り安全だと強調した。調査の基準が以前よりきびしくなっていると推測される。

 グアム水道局は2003年にアメリカ連邦政府裁判所から飲料水システムの改善を命じられている。その後水処理装置と各家庭へのメーターの取り付けなどに失敗して39,000ドルの罰金を命じられり、ハガッニャとデデドの水処理場の改善に失敗し、40,000ドルを科された過去もある。それに比べれば今回の額はさほど大きくないとも言える。関係者からは「毎回罰金と言えば3万ドルとか8万ドルとかの単位を想定し構えてしまうが、今回はそれに比べれば大きくはない。それにしてもアメリカ連邦政府は一方では軍増強に強力な支援の手を差し出して、一方では罰金。官僚の考える事はよくわかりません」とぼやきが聞こえてきそうだ。